2017.04.18

マチノワラボVol.1 社会的連帯経済ってなんだ!?  ―フランスから学ぶ―

machinowalab

【終了しました】→開催報告


日時:2017年5月11日(木)16時-18時
会場:仙台市市民活動サポートセンター市民活動シアター 
定員:50名
主催:仙台市市民活動サポートセンター、(一社)パーソナルサポートセンター
/共催:(特活)都市デザインワークス(特活)せんだい・みやぎNPOセンター

 東日本大震災、少子高齢化、貧困、ソーシャルビジネス、新たな地域経営。社会の課題は複雑化し、課題解決の担い手は多彩さを増しています。マチノワラボは、そうした現状の理解を深め、先進事例から学び、持続的な地域づくりを考える未来志向の場です。参加する人同士の対話を通して、仙台や東北そして社会の課題にアプローチします。
 今回のテーマは「社会的連帯経済」。人々のつながり、環境保全や持続性を重視する新しい経済システムといわれ、法制化も進む社会的連帯経済について、専門家の方より全体像と事例を中心にご紹介いただきます。

社会的連帯経済とは
市場部門、公共部門とは異なる第三の部門で、利益追求ではなく、社会的排除問題解決やエコロジー推進など社会的課題への取り組みを目的とした事業活動をさし、フランスをはじめ欧州主要諸国、カナダ、韓国などで法制化されています。フランスでは総雇用者の1割をこの部門が占めます。

ゲスト
hanada
花田昌宣さん(熊本学園大学社会福祉学部福祉環境学科教授)
10年間のフランスでの研究をへて1994年から現職。専攻は社会政策学。熊本地震では被災者支援で活動、またフランスの社会的経済、水俣病、障害者の就労、部落問題やハンセン病の研究と実践に従事。

fukuhara
福原宏幸さん(大阪市立大学経済学部経済学研究科教授)
専攻は、労働経済論・社会政策。「社会的排除」というキーワードを切り口に、日本やヨーロッパの貧困・就労困難などの実態と支援施策について調査研究を行っている。

タイムスケジュール(予定)
16:00-16:00 趣旨説明
16:05-16:35 社会的連帯経済の全体像
16:35-17:15 具体的な事例紹介
17:15-17:20 解説:東北・仙台の現状への示唆
17:20-18:00 会場とのセッショントーク

今回の内容に関するお申込、お問合せ:
(一社)パーソナルサポートセンター
TEL:022-399-9662
MAIL:info-kizuna@personal-support.org

マチノワラボに関するお問合せ:
仙台市市民活動サポートセンター
仙台市青葉区一番町4丁目1-3
TEL:022-212-3010 MAIL:sendai@sapo-sen.jp

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次回予定
「都市をたたむ ―これからの都市政策とは―(仮)」
人口減少時代にスポンジのように縮小する都市の構造と、それに合わせた都市政策の事例を中心にご紹介いただき、対話を通して仙台や東北の取組としてどのように生かせるかを考えます。

ゲスト:饗庭伸さん(首都大学東京都市環境学研究科都市システム科学域 准教授)
日時 2017年7月24日(月) 18時-20時
場所 仙台市市民活動サポートセンター 市民活動シアター