【取材日誌】クラシック音楽が親しまれ、受け継がれる地域の土壌を育む〈一般社団法人ミュージックプロデュースMHKS〉

こんにちは、スタッフの藤田です。
サポセンニュースレター「ぱれっと」の「市民活動突撃レポート」というコーナーでは、
様々な市民活動団体をご紹介しています。

8月号で取材したのは、一般社団法人ミュージックプロデュースMHKSです。
ブログでは、紙面でお伝えしきれなかったお話などをお届けします!

一般社団法人ミュージックプロデュースMHKS(以下、MHKS)について

「クラシック音楽を、より多くの人にとって身近なものにしたい」という思いから、2008年より活動しています。
2009年1月に初めてのコンサートを開催して以来、子どもたちが生の音楽に触れる機会や、
若手音楽家の活躍の場となる多様なコンサートを企画・運営してきました。
また、研究機関と連携し、多角的な視点からクラシック音楽について学べる市民講座も開催しています。
演奏する人と聴く人の輪を広げ、宮城県内をはじめ東北地方にクラシック音楽文化を根付かせることを目指しています。

取材では、理事長の澤田誠さんと理事の田原さえさんにお話をお伺いしました。

▲写真左:田原さん、右:澤田さん

ピアニストとしても活躍している田原さんを中心に任意団体として活動をスタートしたMHKSは、2019年に一般社団法人になりました。
澤田さんはMHKSの活動に共感し、法人化を機に理事長として参画。
寄付や賛助会員の募集など、主に法人運営を担っています。
「クラシック音楽の魅力を伝える活動を支えるのが私の役目です」とお話されていた姿が印象的でした。

▲2026年6月に開催された「明日へ!XI ~音が織りなす明日への想い~」の様子
 (団体提供)

若手音楽家の活躍の場を支える

MHKSは未来のクラシック音楽界を担う若手音楽家の支援にも力を注いでいます。
MHKSが主催する若手音楽家応援コンサート「明日へ!」は、今回で11回目を迎えました。
田原さんによると、音楽大学がない東北地方では、若手音楽家がこれまで培ってきた実力を披露する機会は、
関東などと比べるとあまり多くないそうです。
また、「演奏家として『自分はこういう音楽を届けたい』と思っていても、聴く人や演奏する場によって求められるものは違います。
その違いが大きいと自分の表現を変えなければならないこともある。
自分のやりたいことと、周囲から求められることが一致しない状況って、結構つらいんですよね」と、田原さん。
ご自身もピアニストとして歩んできた経験があるからこそ、若手音楽家一人ひとりの思いに寄り添い、その挑戦を支えています。 

コンサートを通して人と人をつなぐ


「コンサートは、演奏者と聴き手が音楽を通してつながり、同じ時間を共に過ごすことができる場なんです」とも話していた田原さん。
スマートフォンや電子機器の普及により、一人でも音楽を楽しめる時代であっても、会場に集まり、演奏者と聴き手が同じ空間で音楽を共有するからこそ生まれるつながりを大事にしたいと、MHKSは考えています。「『ひとりじゃない』と感じられるコンサートにしたい」という田原さんの言葉からは、コンサートが人と人をつなぐ場でもあることを改めて感じました。

●今後のMHKSのコンサートはホームページよりご覧ください♪
→https://mhks.jp/news/ 

●団体設立のきっかけや、活動への思いについてはぱれっと8月号でご紹介しています!
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